通院しないと痛みはとれないのか?

みなさまこんにちは。行徳整体院の大澤です。

整体、あまり通いたくないとお思いではありませんか?

私は何かに通うのは、けっこう嫌いです。

 

 

さてしかし、長年身体の不調が続く場合、痛みが強い場合において

1度行って治るかと言うとそんなことは…ありません。

一方で1回の単価が高い分、心理的に多く回数通うのは壁がありませんか。

 

私もより少ないお金と時間で、よりよくなってほしいと常日頃思いつつ

患者さんをお待ちしているわけですが、

それでもある程度継続して通う必要があるワケをお話しようと思います。

 

身体の不調をなおすには

 

その人によって症状は異なりますが、

症状の治し方について、

ひとまず多くいらっしゃる「肩こり」と仮定します。

 

肩こりの原因には、

・猫背、骨盤の位置などの姿勢の悪さによって、

 肩周りの筋肉に負荷がかかり、痛みを発生させる

これが大多数を占めるわけですが、

 

猫背、骨盤の位置などの姿勢の悪さによって、

 肩周りの筋肉に負荷がかかり、痛みを発生させる

この赤字の部分が根本的原因ですね。

(肩こりだけでなく、腰痛、頭痛などほとんどが姿勢の悪さ、

身体のバランスの悪さによって来ています。)

 

初回来院時に、肩周りの筋肉の負荷により発生したコリをとることで、

ある程度肩こりは軽くなりますが、

 

姿勢の悪さという根本的原因を払拭しない限り、

またしばらくすると肩こりが戻ってきてしまいます。

 

姿勢の悪さを治すには、

①負荷のかかりやすい状態で固まっている筋肉を整体でほぐす

②日常的に患者さん本人が負荷のかかりにくい姿勢を意識してとる

この行程が必要です。

 

多くの方は仕事中の姿勢に原因があり、

生活の多くの時間を悪い姿勢で過ごしています。

無意識にとっている姿勢など、だんだん自分自身で気が付いて、

良い姿勢に直していく、という流れになります。

 

じゃあ①の整体は極論いらないじゃないか、と。

 

ものすごく頑張ればいらないかもしれませんが…。

結局、コリがある、痛みがある筋肉と言うのは

血流が悪い筋肉です。

人体は血液によって、コリや痛みの成分を流しているのですが、それが滞っているのです。

整体に行かないで、姿勢を良くしたいのであれば

結局のところ、自分自身で同様に筋肉の血流をよくする作業が不可欠になってきます。

労力と時間がかかる上に、継続すること、効果の有ることをする、といった点で

成功する可能性は高いとは…。

 

実際、ほぐす行程があるのとないのとでは、

良い姿勢の取りやすさが段違いです。

施術を受ける前、受けた後では、

特に肩甲骨周りの筋肉のゆるみを感じていただけますので、

胸がはりやすい、息がしやすい、とお声を頂けます。

 

ただ、筋肉には形状記憶のような機能がありますので、

たった一度整体でほぐすだけ治るかと言われると、難しいです。

私たちの施術に加え、患者さまが日頃簡単なストレッチを行い、

血流をよくすることによって、日に日に筋肉の動きが良くなり、効果が現れてきます。

 

身体の自然治癒力

 

コリがある筋肉の部分に押圧することで、

ポンプの作用で血流がよくなり、コリがとれてきます。

 

また、これは鍼灸の世界も同様と聞きますが、

「ここ、身体の悪いところだよー」

と刺激することによって、身体が反応して自然治癒力がそこに向かいます。

 

身体がこっている人(痛みがでている人)というのは、

こっている状態に身体が慣れてしまい(この場合の慣れるはマヒに似ています)

上手く身体に備わった自然治癒力の機能が低下しているのです。

 

当院では、全身の筋肉をゆるめること、良い姿勢を取りやすくすることで、

この自然治癒力を向上させ、

痛みが出にくい、こりにくい、治りやすい

そういった状態にもっていこうとしています。

 

状態によって、通う回数は違いますが、

あまりにも酷い状態でなければ、

数回の 施術+日頃の簡単なストレッチ+施術…

の流れを重ねるだけでも変化を感じられます。

 

姿勢が悪いことで発生するデメリットは、

痛みが出る、コリを感じる以外にも、

マイナス思考になる、活動量が減る、など

メンタル面でも影響があります。

 

今回の記事は以上になります。

一人一人に対して全力で向き合っておりますので、

迷っている方の参考になれば幸いです。

大川カイロプラクティックセンター 行徳整体院